日記140223

先日なんとNintendo online+追加パックにゲームボーイ/ゲームボーイアドバンスが仲間入りした。このふたつのハードは今の20代〜30代前半にとっては思い入れが深いはずだ。わたしももちろん例外ではなく、好きなソフトをあげると枚挙にいとまがない。その中でも特に思い出に残っていた「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」を早速プレイし、本日見事にクリアした。

この「ふしぎのぼうし」は小学低学年〜中学年くらいのころに誕生日プレゼントとして手に入れた、わたしにとって初めてのゼルダである。毎日学校から帰宅後即GBAを起動させ、ゲームは1日1時間という我が家の法律のもとコツコツとプレイに励み、ついに全クリしたときの達成感はひとしおであった。

そして15年以上たった今、毎日仕事から帰宅後即Switchを起動させ、徹夜でプレイするぞと意気込むも1日に3、4時間程度が体力の限界で、集中力の衰えをひしひしと感じつつ毎日コツコツとプレイした。

ストーリーや攻略法はもうとうの昔に記憶から抜け落ちていたため、再プレイであっても新鮮な気持ちで楽しめた。大人になった今謎解きやアクションが物足りなく感じてしまうかもと危惧していたが杞憂であった。さすがゼルダ、ちょっと頭を捻って考えないと解けない謎解きがいくつもあって、大人でも充分楽しめる適度な難易度だった(むしろ幼い頃攻略本もなしによくクリアできたな、、と思ってしまうくらい)。

 

しかし、いくつか不満な点も。

・相棒であるふしぎのぼうし・エゼロが戦闘の際に全然サポートしてくれない。他作の相棒であるチャットやナビィは戦闘の際に敵の倒し方のヒントになるようなアドバイスをしてくれる。しかし本作では戦闘中にセレクトボタンでエゼロを呼び出しても、基本お前を信じてるぞ頑張れ気をつけて戦え的なことしか言ってくれない。

・ABボタンで使用するアイテムは、スタートボタンを押してアイテムメニュー画面を開いた状態でしか選択できない。その一手間が少々ストレス。

・ラスボス最終形態を倒すギミックがノーヒントすぎる。本体から離れた腕を魔法の杖でひっくり返して、、ってそんなの思いつくはずない。ここの場面で初めて攻略サイトを参照してしまった。

・フィールドやダンジョンで壺を割ったり敵を倒したりしてもなかなかハートが出てこない。

 

とはいえこれらの不満は、ハイラルを救う我々の冒険の前ではどれも些末なものである。ゲームクリア後のエンディングではこれからもつづいていくであろう冒険が示唆され、実際にゼルダシリーズは2023年現在も5月に新作リリースを控えている。冒険は今でもつづいているのだ。我々が求めさえすれば。

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